年4回開催されている2024 Jシリーズトライアル MUSASHI TOURNAMENT #02 兵庫大会 実況MCを担当させて頂きました!今回は加古川漕艇センターでの初開催です。
この大会、実は兵庫県にて河川敷で人工物を使用しての競技として、国交省から初認可が降りたという、とても記念すべき大会なのです。地元の方々を含め、いろんな所からのご協力を経て今回の開催が実現できました。
という事で地元の方々も見学に訪れ、へー!自転車トライアルってすごいな!と皆様から絶賛を頂いたイベントとなりました。
どんな競技かは、動画をご覧いただくと一目瞭然なのですが、シンプルに言うと、サドルのないとってもシンプルな自転車で、岩や丸太、パレット、車などなど、いろんな障害物をクリアしていくという競技です。
足をついたり、規定のコースから外れたりすると減点があったり、細かいレギュレーションはあるのですが、やはり見どころはモーターの付いていない自転車で、人間とは思えないアクロバティックな技を次々と披露しながら大きな障害物を超えていくところ!
初めて見る方々も、おおー!!と大きな歓声をあげながらライダー達を応援していました。
こんな大きなブロックを、自分の筋力だけでぴょんっと自転車を持ち上げて飛び乗るんです。すごいでしょ!!モーターないんですよ、自らの肉体と技術のみでこれだけの離れ技ができる、ライダー達の類まれなる身体能力、瞬発力、跳躍力に、皆ため息が溢れた大会でした。
途中、なんと二輪のモトクロス世界トップライダー藤原慎也選手がかけつけてくれ、ライダー達へ激アツの応援を飛ばしてくれました!
急遽トークショーを開催。やはり世界を飛び回る方のオーラは違います。丁度この日は夜21時の飛行機でモロッコに行くとのことで、忙しい合間を縫ってトライアル大会を見に来てくれました。
2026年のダカールラリーに向け、まずはモロッコラリーに参戦するとの事。次々と新たな境地へとチャレンジを続ける藤原選手に、ますます目が離せません!
藤原慎也(ぶっ刺し先生)のX
そんな熱い喝を入れてもらいライダー達の熱気も高まった兵庫大会。各クラス全ての競技が終了し、#02の優勝者達が決まりました。
表彰式でそれぞれを祝したかと思えば、ライダー達はすぐにセクションへと一目散に戻って自主練習。これらの人工物が明日撤去されるという事、また今回のコースは世界大会レベルの難易度である程レベルの高いものであった事から、ギリギリまで練習に励むライダー達の熱い闘志を目の当たりにしました。
この競技がもっともっとたくさんの方に注目されますよう!
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