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執筆者の写真makototsukimine

『コミュニケィションのレッスン』聞く・話す・交渉する 鴻上尚史

名作です。

でも読むと心が痛い、何故なら今までの自分を総振り返りする事になるから!

無意識を意識化して、自分を捉え直し、改善しようと努める事は、時に苦しい過去や現実と向き合う必要がある。。むーん。


いかに客観的に自己を認識する事が出来るか。

私はこれを今の歳になってようやく出来始めている。

歳を重ねる事の良さってこれだなぁ、ガチガチに凝り固まったプライドや恥ずかしさや頭でっかちな思考が、すこーしずつ剥がれてくる。


タマネギの皮を剥いていくみたい!

どんどん白く透明になってきて、柔らかい部分。

周りの空気読んだり顔色伺ったり自分の意見を押さえ込んで相手が満足すれば良い等々、そんな皮を一回皮を剥いて自分の気持ちに自分で向き合う。

それから相手と向かい合う。


何事も分かり合えないが前提、考え方が違って当たり前、どっちが良い悪いじゃない、どうすれば少しでもお互いのベターが出来るか。

話しあい、向かい合う。

ここを手抜きすると、ずっとそういう人生でしか生きれなくなる。

人が怖いし面倒だからずっとそういうコミュニケーションをしてきた、でも少しずつでもいいから丁寧に生きていこうと思えた本です。



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