2023年はバスクと日本の交流年!ということで、10月14日から1週間に渡り開催された「BASQUE WEEK」日本語&スペイン語のステージMCを担当させて頂きました。
BASQUE WEEK
バスク地方とは、スペインとフランスの国境沿いにあるピレネー山脈に位置する小さな地方です。海にも山にも恵まれたバスク自治州は、ヨーロッパとは全く異なる独自の言語や文化を持ち合わせています。因みにバスク語は5000年以上前から話されているという、ヨーロッパで一番古い言語なんですよ。
そんなバスク地方の魅力を余す事なくご紹介しようというこのイベントでは、バスク料理や伝統的な音楽、ダンス、スポーツなどを中心にステージにてショーが繰り広げられました。
バスク発祥のバスク風チーズケーキ、「ヒルダ」という、シシトウのような野菜の酢漬け&オリーブ&アンチョビのピンチョス、名産の美発泡ワイン「チャコリ」などを楽しむワークショップを毎日開催。
バスク地方には、サンセバスティアンという美食の宝庫と言われる街があり、ミシュラン獲得レストランが軒を連ねています。世界的にも大注目されている街です。
音楽のワークショップでは、伝説の伝統打楽器「チャラパルタ」が実際に弾けるという特別なイベントも。
チャラパルタは昔々、先祖の意思伝達に使われた楽器と言われています。1960年代に絶滅の危機に瀕したのですが、orekaTX(オレカ・テエキス)という音楽グループが奏で方を伝承し、今では世界中でチャラパルタを伝承しています。
【orekaTX】
ステージでは、orekaTXの伝統音楽と共に、バスクの伝統民族舞踊が披露されました。「kukai」(クカイ)というダンスグループは2001年に設立されたバスク伝統舞踊チームです。独特なステップが名物のバスクダンスとチャラパルタ、そしてアルボカという角笛の演奏が混ざり合い、会場は素晴らしい雰囲気に包まれました。
【kukai】
そしてバスクの伝統的スポーツである「エリ・キロラク」は、農村の労働者達の体力や持久力を競う、養う為のスポーツと言われています。
その為、競技内容も、丸太を切る、石を運ぶ、といった実際の労働内容と同じ!
ご協力頂いたアスリートの方々も、実際エリ・キロラクに出場している世界的な選手です。
農村スポーツの競技の1つである、チェーンソーを使った丸太彫刻。セニョールがなんと、約15分ほどでチャチャっと作ってくれました!カワイイ、フクロウです。スペイン語で「ブーオ」といいます。
orekaTX & kukai & 運営チームでハイチーズ!
BASQUE WEEKを通してバスクが大好きになりました。バスクから遥々来てくれた皆様、本当にありがとうございました!
Eskerrik asko! kustera!
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